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2006.01.16

【響鬼】四十七之巻「キレる茂樹?!」

まずは細川さん、こんな失礼なタイトルでゴメンナサイ。
だが、これは前代未聞のとんでもない事だから。

主役役者の名前がテロップ表示されない。
録画してある方は再度確認して頂きたい。
いつもなら"原作 石ノ森章太郎"の次に"ヒビキ 細川茂樹"と出ていた筈だ。
それが無くいきなり"安達明日夢 栩原楽人"と来てしまっている。
もし、制作過程のミスならお粗末この上ない話だが、試写等の段階で誰も気づかなかった…とはちょっと考えがたい。
推測できる答えは一つしかない。

「細川茂樹氏本人の意志でテロップから名前が外された」

意味される答えは一つ。
細川氏にとって(少なくとも今回の)響鬼は「名前を連ねるに値しない」作品とみなされた…
という事だ。
(流石に制作サイド、例えばPD側が外したというのは考えにくい、が今年は「喧嘩上等」とか言ってたしねぇ>白倉PD)
(後日注:東映公式ページに16日「ミスである」旨が発表されていた、詳しくは【響鬼】四十七之巻「呆れる失策」を参照されたし)

さて最終回前、となる今回。
冷静に見ると、前回から続いた流れのように見えるがそうではない。
街中を跋扈し始めた魔化魍は鬼の練習相手になっているし、喫茶店も神社もパネルシアターも平穏その物で緊迫感はカケラもない。

 パネルシアターの小娘の舐めた物言いは井上イズム全開、病気になってこんな達観した事いうガキいねーよ!おかげで「お兄ちゃんのパネルシアター見てみたいな」の発言に説得力が微塵もない。
 生身で闘うヒビキさん、細川氏の気合い有る演技も相まって燃える…と言いたい所だが、妙に人間振りなアクションのバケネコが台無しにする、紅白の舞台は終わったっちゅーの。
しかも、いきなりシーンは喫茶店で油売ってる女性三人組に。緊迫感はあっさり途切れる。
二刀流でバケネコを粉砕する所は良い。ヒビキさんは「鬼になるのは怖いと思う気持ちと闘う事」だと言い、桐谷の問いに「いつも怖いよ、だから一生懸命鍛えてる」と本音を吐露する。(あれ?ヒビキさんてこんな事いう人だっけ?)と言う気もしなくはないが、ここはまぁ良い。
 自己の存在意義に悩むスーパー童子&姫が遂にキレますが、結局何の為に悩んでいたのか解らないままサヨウナラ。まぁ、こちらは予想通りなので置いておくとして…。
 ヒビキさんに相談している明日夢。「どうしてもしたい事」という言葉に反応するヒビキさん。
(おっ今までの明日夢からは聞けなかった言葉が出てきたな)と嬉しそうな反応なのだが、
明日夢の台詞自体が破綻してしまっている。
「鬼の修行を休みたい」「死ぬ時後悔しないように一生懸命生きる事だと思うんです」確かに、今まで明日夢が断定的に自分の意志を表示する事は少なかったと思う。が、いきなり台詞が「ぼくどうしたら良いんですかね?」と(割と軽い問いかけで)なってしまう。
で、それを受けたヒビキさんが厳しい表情になるのは解るとしても、「鬼の道って言うのは迷いながら歩く道じゃない」……さっき、「いつも怖いよ」とか言ってませんでした?"怖い"ってのは"迷う"とは全く無関連ですか?せめて「鬼の道ってのは二股かけて歩ける道じゃない」とかなら会話がスムーズに繋がるんですがね?さらに「自分の歩く道が決められないやつに何の人助けが出来るんだ?」…仰ってる事はもちろん正論なんですが、それを言ったら明日夢が主人公の意味はカケラもなくなるんですが?
思うにこの降りをやるなら装甲響鬼の時では無かったか?変身不能となったとしても生身でも戦い抜く、その上でのパワーアップ。燃えるシチュエーションというのはそう言う物ではないか?今更、という気がしないでもない。
 イブキの「死にたくない」はいともあっさり納得した挙げ句に流されている。(まぁ、覚悟未完了→オオアリ倒せない→見切りをつけて響鬼が…て事なんだろうけど)大体が喫茶店でモンブラン食いながらする話かよ?ベタでも良いから、どこか良い景色の所で愛の告白位やったらどうなのよ?脚本家の脳内では既に「イブキは本命じゃないから」となってるので扱いもぞんざいになろうてモンだ。少なくとも井上氏の中では「キャラが生きてない」のだろうな。まぁトドロキと日菜佳はこんな感じだろうが。
 で、ヒビキさんとみどりに浮いた雰囲気が無いのは良いとして、ヒビキさんさっき明日夢の発言にプリプリしてませんでしたっけ?ヒビキさんの一人語りもなんか良い事言ってるぽいんだけど、明日夢との会話とかとは繋がっていそうで繋がってない。「自分を必要としてくれている人間がいるって」の台詞も前後と繋がってはいない、雰囲気だけである。「自分を必要としてくれている人間がいる、だから、あいつらの為にも俺は生きて帰る」とかいうなら繋がるんですが?
 パネルシアターに乱入する桐谷。まぁ怒りたくなる気持ちもわからんでもないが、男がツンデレやっても萌えんぞ、じゃなくて、初登場時にアホな自転車勝負をやってた事を覚えてると「お前に」勝ちたかったのではなく、「誰でも良いから」勝ちたかったとしか思えないんすけど?ていうかこんな「キレる高校生」に力を与えたりしちゃあいかんと思いますがね?
 緊迫感も無く唐突に「行って来ます」×3。総力を挙げてサポート、は無いんすか?つーか、「鬼を集めろ」とかは完っ全に忘れ去られてますな、期待してた人お気の毒様。
 おやっさん、盛り上げる為に「斬鬼、あいつらを守ってくれ」くらいは言って下さいよ。
 「ヒビキさん、僕の代わりに?!」ってあ~ぁ、イブキくん、そこまでへたれ扱いされて可哀相、恨むなら脚本家を恨んでね。
 乱戦の中、はじき飛ばされた音撃棒を響鬼に投げ返す桐谷、つーか、こいつでも居ないよりマシならみんなサポートに行きなさいよ>たちばな組&ほかの鬼、いや裁鬼さん"でも"良いから(ひでぇ
 で、一方ではパネルシアターの本番中の明日夢、ヒビキさんが闘ってるのに…とは言わないが、どこも病人にみえない小娘!ちったぁ嬉しそうな顔しやがれ!お前の為にやってんだろうが?(怒

 今回、特に気になったのだが「井上氏の脚本は脳内納得している部分がオミットされやすいが故に訳が分からなくなる」という事。
 なんだそりゃ?という話だが、自分でも文章を書いていて陥りやすい罠である。「このキャラはこのキャラに対してこう思っている」という部分等、自分が解っている故についうっかり説明を(または伏線を)忘れてしまい読んだ人は?というミスだ。シナリオ学校や入門書では結構くどく説明される事なのだが、以外とプロでもやってしまっているケースは多い。
 推敲を重ねれば回避できる事ではあるのだが、井上氏の脚本は特にその傾向は強いように思う。皮肉な事に井上氏の脚本に対する最大の評価は「筆が速い」である。(因みに父親の伊上勝氏は締め切りを守るのは皆無に近かったそうだ)
 なんの事はない。制作スケジュールが早い代わりにろくなチェックもされず脚本のクオリティは墜ちてしまっている訳だ。

 で、最終回は一年後…って、そのパターン、クウガでやったじゃん!芸が無ぇ!
 予告を見る限り皆の望まない結末は明白なようですので、ゆめゆめ期待はしない方が精神衛生上良さそうです。

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響鬼の「完全新生」路線とそのスタッフを断固支持します!
仮面ライダー響鬼『完全新生』路線 復活運動』
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ぜひご賛同ください。
□たのみこむ「響鬼に理想の最終回を!」
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 話をテロップの件に戻すと…
細川氏がチェックを入れる等精一杯の頑張りを見せてくれている事は嬉しい。
が、結局骨組みとなる脚本がここまで×ではやはりどうしようもない。
遂に納得がいかなかった…という事なのだろうか?哀しい話だ。

最終回はおそらくロールEDとなるだろうが、そこでまで同じ事態が起きない事を祈りたい。

 P.Sその1
劇場版特別限定版発売中止のCMが萎える事この上ない。
なんの事ぁない、「ディレクターズカット版を出すので特典はそっちに回すよ」という事なのだ。いらん山っ気を出したのか?それともバンダイがポカやって特典のソフビが間に合わないのか?どっちにしてもマヌケな話だ。
ディレクターズカット版?井上の脚本を全部解体して別人が再構成するってんなら考えるわ。それよりTV版DVDの第7巻に29話まで収録の別バージョン出してくれたら迷わず買うけど?
 P.Sその2
実は今回一番驚いたのは本編でも予告でもなくて
「宮坂清彦氏が助監督をやっている!」
なのだ。だって、この人もう60歳ですよ?
セブンの時から助監督ですよ?
監督デビューしたのはウルトラマン80ですよ?
東映でもちゃんと監督やってますよ?
なのになぜ今、助監督?謎な人だ…。

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コメント

ども。
井上敏樹ってヒトが最悪の脚本家ってのはわかりました。
あと、プロデューサーか監督か演出かわかりませんが、あれをOKにした人達も。
辻褄は合わんわ、設定は無視するわ・・・
ワタシの中では30話からはアナザーストーリーで決まりましたが。(^^;

問題は、子供の中でどう決着を付けたもんか・・・
子供も巨大マカモウを太鼓で倒すところとかは大好きだったんで、響鬼は忘れろとは言えないですね。(^^;;

で、クウガがおもしろいんですね?
TUTAYAで子供を誘導してみようかな。(^^)

投稿: G | 2006.01.17 12:59

Gさん、コメントありがとうございます。
結局、玩具が売れないのどうのといって路線変更した割には、余計子供に解りにくくなってるんですよね。
細川さんのテロップの件も含めてホントに"いい加減"でしかないです。
平成ライダーは…はっきり言ってオススメしません。
ただ一つ、響鬼前半のスピリットを感じられたのなら「クウガ」を見て下さい。
響鬼後半のようなのとは全然違います。(皮肉な事に井上脚本の回すら!)

投稿: 特命課桜井 | 2006.01.17 03:46

初めまして。
いつも面白いコメントを読ませて頂いております。
ありがとうございます&今後も頑張ってください。

平成ライダーを見たこと無くて、響鬼からみだしたんで、スタッフのこととかよく知らないんですが、酷いですね。

今でも1・2話とか乱れ童子の頃とか面白いと思います。
元に戻して欲しい願いなど届かぬまま、もう響鬼も終っちゃいますね。

ホントにいい加減過ぎて困ります。

子供向けだからテキトーでいいよ、ってとこなのかな?と思って見てますが、
ウチの子供がわけわかんなくなってます。説明できないですよ。(T_T)

子供番組だからこそ、わかり易い描写とシナリオをお願いしたいです。

響鬼の続きは見たいですが、今の路線ならイヤですね。

投稿: G | 2006.01.16 13:43

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