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2007.01.28

【ウルトラマンメビウス】「大切な、わたしの生徒達だから…」

もう、何と言っていいのやら。涙で画面が見えませんでした。今回は完全にメビウスとGUYSは脇に。というか、これは「ウルトラマン80」第51話!といっても過言ではないでしょう。

「先生も登校拒否した事あってな」「先生も?」
 「地球をしょって立つ」あぁ、そういえばそんな事やってましたっけねぇ?バカみたいだけど、バカやってくれる先生って貴重ですよ。"ウルトラマン先生"って当時でこそ流行物?的な空気でしたが、今こそ、必要なのかも?と思ったり…。登校拒否の生徒も迎えに来たクラス委員の二人も、幼さ加減がなんとも中一っぽくて良い。当時の生徒達もこんな感じでしたね。
大地に降り立つ80!「ピキーン!」という効果音が懐かしい!あのポーズを切る時の「フォッ!」という音も。この辺りは、当時助監督、今回の特技監督鈴木健二さんのこだわりだそうです。グッジョブ!
鈴木監督の当時の奮闘ぶりは↓に詳しいです。

閑話休題。で、戦闘シーンも頑張りが続きます。ウルトラレイランス!おぉ、マイナーな技を。個人的にはウルトラダブルアローをやって欲しかったが(川北監督の専売?)サクシウム光線とメビウムシュートのW攻撃も良い。今、気づいたけどサクセスだからサクシウム光線?

「マイナスエネルギーは人間の心の暗い波動と言われていて、それが邪悪な怪獣を呼び寄せると言われています。ただ……」
「現在に至っても未だに研究過程にある物で…う~ん、はっきりした結論が出てないんだよなぁ…」との事。まぁ、それを認めたら怪獣対策とか根本からひっくり返っちゃいますからねぇ。しかし、超獣ってヤプールが絡まなくても超獣でしたが、「マイナスエネルギー怪獣」って今回画面では初期の怪獣のみでしたがシリーズ後半でも妄想ウルトラセブンとか結構それっぽいのが出続けてましたね。また、石川賢氏のコミック版ウルトラマンタロウ(週刊少年サンデー版)なんかはまさにマイナスエネルギーその物でしたね。自然の逆襲たる初期ウルトラ怪獣を思うと、これも時代の変遷から来る必然的設定、だったのでしょうね。

「早いもんだよなぁ、時が過ぎるのは。」「すっかり、おじさんだよなぁ俺達。」
まさに、今回を観た大半の大人の偽らざる実感、ですよね。特に昭和40~42年生まれにとっては。今回、鍵になる塚本先生は、80第2話「先生の秘密」で登校拒否をしてた彼です。確か、ギコギラーと戦う80を見て矢的先生と直感した……んだったっけ?(すいません、ビデオ見つからないんで間違ってるかも)
「ミライ!お前のお兄さんの人形持ってきてやったぞ!」って何やってんだリュウ?そんな事やってるから801同人誌の格好の的に(爆)
「先生は教師やりながらUGMの隊員としても働いてたんだ」ってあれ?そこまでばれてたっけ?と思ったら、「前の学校で元UGM隊員の子供がいたんだ」って、おいおいぺらぺら喋っちゃって誰だ?ハラダかタジマかフジモリ?イケダ?…分かったセラだ!(←かなり有力?)しかし、ミライに聞いてもわからんよなぁ。(わかるんだけど)今のバンダイの新入社員に「昔ポピーにいたA立さん知りませんか?」ってなもんだよ。(なんて例えだ?!)

「そしてわたしは考えたのだ。教育という見地からマイナスエネルギーの発生を抑えられるのではないかと。」
同窓会に出席してあげて欲しい、というミライにそれはできないという80。やっとここで長谷川さんの肉声が出てきましたが、ちょっと声の感じが老けちゃってますかね?次々と現れる怪獣に立ち向かう為教師である事を捨てねばならなかった、という80。先述した第2話でも、UGMとの掛け持ちの為遅刻を連発して生徒に信用されない、という描写がありました。恐らくそういう事が重なって教職を離れざるを得なくなったんでしょうね。「急にいなくなった」と言われてる辺り、正式な退職じゃなく休職という形をとったもののそのまま戻ってくる事ができなかったのでは?とすれば、お互い心にかかったままになるというのも分かります。だが「謝っておいてくれ」は水くさいよ先生!
新聞記事に「ウルトラマン80現る!」って、太平洋無人島でのバトル風景の写真が何であるんじゃい?まぁ駆けつけたGUYSの記録写真って事にしときましょうか……ってサクシウム光線ポーズの80が思いっきりカメラ目線なんですが(^_^;)新聞は良く見えませんがCBC→中日新聞→東京新聞…ですか?(平成三部作の時は確か毎日新聞だった気が)
で、モロ泣きシーンその1。自分の店の前で、学校の校門で人目も憚らずに叫ぶスーパー、塚本、落語。買い物しようとした主婦がドン引きして帰っていく、のも気にせず猛に呼びかける彼等。はっきり言ってバカです。でも、本気のバカは…泣けますよ(T_T)「ごめんなさい、ぼくには伝えられません。」いや、ミライそうだよな、君は正しいよ、うんうん。
無生物がマイナスエネルギーを発生させられる訳が無い、と笑うテッペイ。どうも彼は今回TACの山中っぽい反応が目立ちますが。ミライの溜息に思わず全員が反応、なんか有能だけど手のかかる末っ子的な存在なのか?
桜ヶ丘中学校の屋上で行われるクラス会。ファッション、博士、かつて第3話でホーを呼び出した信一等当時の視聴者には懐かしい名前が続々と。そこへ出現する怪獣ホー。これまた80独特の「ホヒョホホホ」(いわく形容し難い)の効果音がなんとも嬉しい。あれ?けどホー、なんか眼が怖くないよ?(←結構ポイント)80怪獣といえば、SF洋画の影響が大きかった時期故、第2期と比べるとクリーチャー寄りの怖い怪獣造形が多かったものですが。「信一?お前また?」って前科者は疑われるわなぁ、同じ怪獣だし。

「メビウス、わたしは自分の言葉で謝ってみるよ。大切な、わたしの生徒達だから。」
メビウス変身。あまりやる気が無さ気なホーだったが、形勢逆転メビウスをタコ殴りする眼からは硫酸の涙が落ちる。怪獣の涙は廃校となる学校の哀しみか?そこへ飛来する80。そそくさと逃げるメビウスがなんとも。
「あ、あれは?」「ウルトラマン!」「80!」「おれたちの!」「ウルトラマンだ!」「矢的先生…矢的先生ーっ!」モロ泣きシーンその2です。おれたちのウルトラマン。確かに自分にとって思い入れの深いウルトラマンはセブンであり新マンである訳なのですが、思春期になりマニア的視点に首を突っ込み始めながら見始めたウルトラマンは「ザ☆」であり「80」であり。特に先述した通り昭和40~42年生まれ、つまり放送時中学生だった人間にとっては"おれたちのウルトラマン"80、は紛れもない気持ちである訳で。泣ける台詞です。「マイナスエネルギーによって出現した怪獣なら、わたしが倒す!」あれ?倒してちょーだいとばかりのホー。これまた懐かしいバックルビームであっさり昇天?消え去る時に笑顔になってたような…?
「せんせーっ!先生に憧れて僕は教師になりましたっ!」近況を報告していくかつての生徒達。←モロ泣きシーンその3。で、「仰げば尊し」と来た。ベタにも程があるが、何が悪いっ!涙で画面が見えませんっ!
そして、やっと矢的先生の姿が。生徒達に逆に教えられたよ、という猛は皆の所へ歩いていく。
桜ヶ丘中学が80と生徒達を会わせてあげたくて怪獣を出現させた、というミライ。なるほど、ホーに妙に戦う気が薄い上におめめが可愛かったのはその為なのね。
美しい夕陽の中、かつての教え子達と握手し抱き合う矢的先生。たった三ヶ月(推定)のあいだだったにも関わらず、その"想い出"の深さは他のどの先生にも勝るのだろう、彼等にとっては。矢的猛と彼の教え子達の、これが真の卒業式となったのではなかろうか?

ノスタルジーと言われようが後ろ向きと言われようが、もう潔いくらい子供の事を放り出して親世代にターゲットを絞った内容。タロウもレオも興奮しましたが(父もそれなりに)泣けましたよ、ホント。演じた長谷川初範さんも当時のスタッフもずいぶん心残りだったようですし、やっと80の物語に本当の幕を下ろせたのではないでしょうか?でもねぇ、こども達には何がなにやらちんぷんかんぷんだったと思いますが(特に未就学児童)、これこそ大きくなったらきっと分かってもらえると思いますよ。そして、全国に何人いるか分かりませんが"ウルトラマン先生"の想い出を胸に教鞭を執っている先生方。「明日の矢的猛は君だ!」"一生懸命"(←間違い"一所懸命"またしてもつるはし隊員から突っ込みがっ!)で、お願いしますっ!

左はベストBGM、右はアナログ盤の復刻です。
   
↓長谷川、中山、大門、萩原各氏他スタッフインタビューも充実。

 来週はタケナカ参謀こと佐原健二氏登場!ウルトラマン以外で同一キャラクターで再登場(それも、正史と平成セブン両方で)となると初めて?(アンヌは?微妙ですね)ネクサス、マックスに続いての連投。お元気です。しかも、怪獣はゴモラ、レッドキングと超正統派ストロングスタイルの競演!そして、サコミズとゾフィーの因縁が遂に語られるのか?そして黒マントの男は怪優清水紘治氏?いよいよ風雲急!です。


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