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2007.01.31

<夜毎の音盤>「生物彗星WoO オリジナル・サウンドトラック」

BShi,BS2に続いて現在はNHK総合で放送中の「生物彗星WoO」ですが、やっとこさサントラの発売となりました。音楽担当はゲイリー芦屋氏。「浪速少年探偵団」「料理少年Kタロー」他のNHK作品、「コワイ女」(監督/雨宮慶太)等ホラー系の音楽を多く担当している方です。

番組を観た方なら御承知でしょうが、これ以上ない位正統の"円谷サウンド"といって良い内容です。特に毎回の予告やアイ吉の戦闘シーンでお馴染みのメインテーマ。高らかに鳴り響くホルンを聴いて殆どの特撮ファンは「え?冬木透?」と思う事はほぼ間違いないかと。それもその筈、昭和41年生まれの氏の"音楽原体験"は「帰ってきたウルトラマン」だそうで、これはもう納得!です。
もちろん、いたずらに冬木サウンドのエピゴーネンに堕している訳はなく、弦と木管を中心としたWoOのとぼけた可愛らしさ、迫力ブラスの怪獣出現、戦闘シーン等々、まさに基本に忠実、直球王道で安心して聴ける高水準の曲が多いです。
オススメどころは、半音で滑り落ちる弦が危機を奏でる(まさに第二期ウルトラでお馴染み)「アイ吉、熾烈なる戦い」、女性スキャットが孤独な逃亡を続けるアイの哀しみを歌いあげる「運命の歯車~アイのテーマ」「悲壮」、ヒーローオタの小太郎らしく空回りに大仰な?「小太郎マーチ」、容赦ないシビアなドラマを盛り上げる「非常線を越えてゆけ!」等々聴き所は多いのですが、なんと言っても「アイ吉復活~世界を守る者」が燃えます。メインテーマのバリエーションなのですが、なんと!"ワンダバ"入りなのです!いや~同じ年に別々の円谷作品でワンダバが聴けるなんて!誰が想像しました?そのままメビウスで使ってくれないか?いやさ、この曲ひっさげてメビウスにアイ吉が助っ人に?!とか妄想したくなる一曲です。
既に完結した作品という事もあってか、ほぼ全体のストーリーを想起させる形の曲順に並んでくれていて聴きやすい、というのもポイント高い所です。自番組グッズの宣伝をほとんど行わないNHK、最近はアニメ、特撮に力の入ってない東芝EMI、という事もあって発売自体えらく地味にされた感がありますが、この手のサントラは店頭から消えるのも早そうなので、お早めの入手をオススメします。

↓主題歌のフルサイズはこちらで。
 

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