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2007.07.04

【電脳コイル】がおもしろい!

今、最もおもしろいアニメは?と聞かれれて胸を張って言えるのはこの作品、
「電脳コイル」だ。

まぁ、例えば「らき☆すた」が評判だから、と言っても非ネットの地域もごまんとある訳だが、「電脳コイル」はなんといっても天下のNHK教育だ。大概の人が見れる訳なので、未見の人は騙されたと思って見て頂きたい。

で、この作品の魅力は何だろう?

"電脳メガネ""メタバグ"等独自のハイテクツールが設定されている世界観にもかかわらず、その舞台は昭和世代にはまちがいなく懐かしい、地方都市の小学校、駄菓子屋、路地裏、工事現場、廃工場、等々。設定は非常に緻密極まりないのだが、凡百の作品と違うのは「その設定そのものを売りにしていない」という事だ。確かに額からビームが放たれちゃったりするのだが、その理屈についてうだうだ語ったりはしない。本質としては我々(40代前後)が遊び回っていた頃のイメージの延長線上の世界なのだ。
 もちろん、単なる懐古趣味的な物に終始しないであろう事は、ストーリーが進むに従って徐々に明らかになっていくだろう。
 キャラクターも折笠富美子、桑島法子、小島幸子、矢島晶子、朴路美といった芸達者な若手達の力が魅力を増している。「フィギュア17」ファンとしては折笠、矢島姉妹がなんとも嬉しいところであるが、何と言っても桑島法子演じるイサコが強烈。小学生のクセしてあのナタル副長より凛々しい声でビシバシ同級生のガキ共に命令する様はMの人でなくてもタマラナイものがある。(だが、7話「出動!コイル探偵局」で京子に見せた優しげなまなざしは?正統超ツンデレの予感)
 もう一つあまり言及されてない気がするが、「何気ないエロティックさ」もこの作品の魅力であったりする。
パンチラなぞNHKであろう筈もないし、着替えとか入浴シーン等で露骨なサービスをしよう等とあざとい事をやっている訳ではない。公式的な萌えからも外れた絵柄だ。が、ヤサコが走る時のスカートのひるがえり方。フミエのミニスカートから覗く生足等、狙っているかどうかわからないがなんともいえないエロティックさを感じるのだ。特に7話で、しゃがみ込んだイサコのタンクトップの裾から覗く肌にはヤラレタ!と思いましたよ。彼女達が小学6年生というのも微妙なところな訳で、8話「夏祭り、そして果たし合い」では浴衣姿の彼女達にノックアウトされた野郎共の情けなさっぷりがもうステキ。

ネット上では、設定についての謎解き合戦も始まっているようだ。が、決して"設定が分からないとちんぷんかんぷん"なアニメではないので、むしろ予備知識無しで視るのが良いかもしれない。どうも、どこがどう魅力なのかをはっきり説明出来ないが、"ともかくおもしろい"のだ。未見の人は騙されたと思って御覧アレ!


↑設定などについて知りたいならばこの一冊。
用語や大黒市マップは嬉しい。

"アスカじゃない"脚本家宮村優子による小説。
ややパラレルな展開も。

あっという間に発売されていたサントラ。
音楽は元クライズラー&カンパニーで
アニメ版「スパロボ」「I@mas」も担当の斉藤恒芳。
待望の主題歌MAXIは8/29発売予定。
 
限定版は絵コンテ付き。通常版と特典が違うのが悩みどころ。
電脳コイル オフィシャルサイト
http://www.tokuma.co.jp/coil/
プロモーション映像
http://www.tokuma.co.jp/coil/movie.html

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