【マクロス】「愛・おぼえていますか」DVDBOX

特典付のBOXか安い単品か迷ったんですが、思い切って特典付を買ってしまいました。
LDも前回のDVDも買ってなかったもんで。
「ROMANCER」の橘君なんかはマクロスは最早血肉と化してるって感じですが、自分の場合はある程度距離を置いてたまに見て懐かしむといった感じです。フルに本編見たのも何年振りかって感じですが、やっぱり普遍的に見ても良い作品だと思います。まぁ、公開当時には評論家連中にはさんざん言われてた訳ですが。
TV版ではカルチャーギャップ的な部分での笑いを結構狙っていた部分が強かった訳で、今再放送を見ていても結構面白かったりしますが、映画ではその辺は隠し味程度にして青春物としての筋を一本通した分良くまとまっています。テーマ至上主義という作品でもないので、一言で言えば「アイドルと仲良くなっちゃったけど、二人きりになったらツンな上官のデレ振りが意外や可愛かったんでそっちを選んじゃいました」と、まぁ身も蓋もない(笑)話な訳ですが。
ただ、(TV版にも言えますが)作品に流れている隠しテーマ的な部分で言えば「生きてる限りまぁなんとかなるよ、きっと」という良い意味での前向きさ加減が、作品を変にドロドロさせず明るいものにしている、と言えます。(ラストではブリタイ達も早々に感化されてますし)ここらはトミノ作品とかとの決定的な差でしょうし、好き嫌いが分かれる部分なのでしょうね。
今回久しぶりに見て、思ってた以上にキャラが立ってるな、と思いました。特にね、もう未沙がカワイイよ、と。「べ、別に○○じゃないんだからねっ!」とかは無いんですがツンデレだなぁと。あと派手ではないですがフォッカーのキャラがキッチリ描かれている事が、輝の後半での成長感に生きています。それとキャストも今の若手と比べ物にならない位上手いです。蟹江栄司さんのブリタイとかも渋くて良い声してて、この直後に亡くなられたのが惜しすぎます。
しかし、何といっても飯島真理の主題歌と羽田健太郎の音楽。当サイト的にはこれに尽きる!といったところでしょうか。前にも書きましたが、劇場版の音楽はメロディーの美しさとスケール感においてこの時期の氏の劇伴音楽の総決算的な完成度を感じさせてくれます。主題歌については、言を多くするより聴いて貰うに限ります。ストーリーに密接に絡みつつも最後に「当たり前のラブソング」と言わしめる辺りにも脱帽させられます。
画質は発色良く総じて悪くないと思います。音は若干サラウンドが強い感もありますが許容範囲。ただ、肝心のED映像がマスター紛失のまま?だったのか今一つなのはちと残念。というか、「Flash Back」自体美樹本氏の画風がかなり変わっていたので、繋げるのは無理があったかなぁという感がしなくも無し。
なんか、今一ピリっとしない文章になってしまいましたが、所謂「一度は見ておけ」という作品には間違いありません。興味がある人には是非!お勧めします。
2008年1月には、一部プレミアがついていた「Flash Back 2012」も発売されます。ある意味一番「マクロス」という作品を体現している作品といえ、河森氏自身の編集もかなりのハイセンスでこちらもおススメの1枚です。
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